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はじめに

Adobe Analyticsを使うと、顧客とのインタラクションを実用的なインサイトに変え、ビジネスの全体像を把握できるようになります。DomoのAdobe Analytics Advancedコネクターを使うと、あらかじめ用意されたレポートやカスタマイズされたレポート経由で、またはAdobe Analytics APIにクエリを送信することでデータを取得できます。その後、メトリクスをCRM、POS、ほかのシステムからのデータと組み合わせ、より正確な情報にもとづいてよりスピーディに、ビジネスの意思決定ができるようになります。Adobe Analytics APIの詳細については、ウェブサイト(https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/#/)を参照してください。 Adobe Analytics APIには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Adobe Analytics Advancedコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。

APIの制限

  • 1つのレポートにつき選択できるレポートスイートは1つのみです。
  • Adobeでは、各リクエストにつき要素が4つまで認められています。
  • 最大30のメトリクスが選択できます。
  • セグメントは相互に排他的です。
  • デフォルトでは、APIは最初に選択されたメトリクスに従い、要素の上位10位の結果のみ返します。

必要条件

Adobe Analyticsに接続してDataSetを作成するには、Adobe Analyticsアカウントに関連付けられたクライアントIDとクライアントシークレットが必要です。 クライアントIDとクライアントシークレットの取得方法の詳細については、Adobe Oauth Connectionのドキュメントを参照してください。

Adobe Developer Consoleで新しいOAuthプロジェクトを作成する

Google Developers Consoleで新しいOAuthプロジェクトを作成するには、次の手順を実行します。
  1. https://console.adobe.io/projectsにログインします。
  2. **[Create new project]**ボタンをクリックします。
New_Project_button.png
  1. **[Add API]**をクリックしてAdobeサービスを開始します。
Add_API.png
  1. 利用可能なAPIは**[Add an API]ウィンドウにリストされます。[Adobe Analytics]**を選択します。
Add_an_API-Adobe_Analytics.png
  1. 認証タイプを選択します。ここで**[OAuth]**を選択します。
OAuth-service_account_OAuth.png
  1. **[Web]**プラットフォームを選択してAPIを設定します。
**[Default redirect URI]に「https://oauth.domo.com/api/data/v2/oauth/providers/adobe-analytics-oauth/exchange
」と入力し、
[Redirect URI pattern]**に「**https://oauth/.domo/.com/api/data/v2/oauth/providers/adobe-analytics-oauth/exchange**」と入力します。
  1. **[Save configured API]**をクリックします。

Adobe Analytics OAuthアカウントに接続する

このセクションでは、Adobe Analytics OAuthコネクターページの**[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目である[スケジュール設定][DataSetに名前を付け、説明を入力]**に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。

[認証情報]ペイン

このペインには、Adobe Analytics APIに接続するための認証情報の入力フィールドが含まれています。下表では、各フィールドに必要なものを説明しています。 有効な認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいAdobe Analytics 1.4 OAuth DataSetを作成することができます。コネクターのアカウントは、Data Centerの**[アカウント]**タブで管理することができます。このタブの詳細については、「コネクターアカウントを管理する」を参照してください。

[詳細]ペイン

このペインには、2つのメインメニューである**[Report Suite][Report Type]**のほか、選択したレポートタイプに応じて表示または非表示になるその他の様々なメニューがあります。

メインメニュー

「Easy - Predefined」レポートタイプのオプション

「Intermediate - Custom」レポートタイプのオプション

「Advanced - Query」レポートタイプのオプション

その他のペイン

スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「コネクターを使用してDataSetを追加する/ja/s/article/360042926274」を参照してください。

[Additional Elements]フィールドについて

以下のJSONスニペットには、コネクターの**[Additional Elements]**パラメーターで使用する必要のあるコードがすべて含まれています。stringintのみ、選択した値に置き換える必要があります。このJSONの使用しないセクションは、削除することもできます。この使用例は、この後のセクションで説明します。

Additional Elementsを使用して返す上位結果を増やす

デフォルトでは、Adobe Analytics APIは、選択された要素の上位10位までの結果のみ返します。返す結果を増やすには、**[Additional Elements]を使います。例えば、上位100位までの結果を返すには、[Additional Elements]**フィールドに以下を追加します。 {“top”:100, “id”:”page”} id」は対象とする要素のIDです。「top」(上位)の結果の数に上限はありませんが、クエリを使って取得する数が少ないほど、効率は上がります。カンマで区切ると、複数の要素を対象にできます。 {“top”:100, “id”:”page”}, {“top”:100, “id”:”region”}

Additional Elementsを使用して要素のキーワード検索を行う

**[Additional Elements]**に正しくフォーマットされたJSONを入力することによって、要素のキーワード検索ができます。AND、OR、NOT演算子を使って検索ができます。以下の表は、これらの演算子を説明したものです。 以下の例では、「help」または「faq」がページ名またはURLに含まれるページを、上位3位まで検索しています。「OR」を「AND」に置き換えると、AND検索もできます。 { "id": "page", "top": 3, "search": { "type": "OR", "keywords": ["help","faq"] } } 以下のような特殊文字を使うと、より複雑な検索もできます。 以下がこれらの文字を使った検索の例です。 { "id": "page", "top": 3, "search": { "type": "OR", "keywords": [“help*","^faq"] } } 完全一致するキーワードを検索するには、「で始まる」と「で終わる」の特殊文字をキーワードの最初と最後に付けます。 { "id": "page", "top": 3, "search": { "type": "OR", "keywords": ["^faq$"] } }

JSON構文に分類を追加する

上記の高度な関数と一緒にSAINT分類を使用する場合には、以下の例で示すように、JSON構文に分類を追加する必要があります。 { "id": “page", “classification”:”region”, "top": 3 }

トラブルシューティング

固有のメトリクス

Adobe Analyticsコネクターで最もよく発生する問題の1つとして、ユニーク訪問者数やユニークページ閲覧数など、固有のメトリクスに関連するものがあります。固有のメトリクスは加算式ではないため、表示されるときと同じ粒度でコネクターから取得する必要があります。異なる粒度でメトリクスを出力すると、数字がまとめられたときに、不正確になります。例えば、サイトの訪問者である訪問者1が、1週間にわたって1日1回サイトにアクセスしたとします。1週間のサイトアクセス者数のレポートを確認すると、日次の粒度でデータを出力した場合には、訪問者1は7回とカウントされます。一方、週次の粒度でデータを出力した場合には、訪問者1は1回のみカウントされ、1週間でサイトにアクセスされた回数ではなく、ページにアクセスした人数が正確にカウントされます。

APIエクスプローラー

Adobe AnalyticsにあるAPIエクスプローラーを使って、レポートを実行し、その結果を確認できます。これはhttps://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/から入手できます。

ヒントとコツ

  • 上記で説明した方法で、[Additional Element Information]フィールドを活用するようにします。
  • 分類は要素リストの「->」で識別されます。
  • データソースごとの要素は少ないほど効率が上がります。
  • 1つのデータソース当たりメトリクスを10未満にするようにします。
  • データソースの実行時間が重ならないようにします。
  • Adobe Analytics APIエクスプローラーの使用方法を習得します。
  • Adobe APIのドキュメントを参照します(URLはヘルプリンクにあります)。
  • セグメントは実行時間を長引かせます。
  • セグメントはいくつでも選択できますが、選択したセグメントがデータ全体に与える影響を考慮する必要があります。セグメントの選択によって、データのグループ化が変更され、想定外の結果が生じる可能性があります。
  • sPropsとeVarsは同時に出力できません。

よくある質問

A:AdobeのAPI V1.4とOAuthによる認証を使用して、顧客のインサイトデータをDomoに接続します。
A:Adobe Analytics OAuthには、2週間で期限切れになる更新トークンが付属しています(Adobeのドキュメントを参照)。このため、2週間が経過するとAdobe OAuthを認証できなくなります。これは、Adobeによって設定された制約事項です。以前のデータベースでは、WSSE認証方式(ユーザー名として会社名を入力し、パスワードを入力する認証方式)が使用されていましたが、AdobeはこのWSSE認証方式を廃止しました。この問題の解決策については、Adobeのサポート窓口にお問い合わせください。
A:管理者アクセスのあるアカウントが望ましいです。少なくとも、対象とするレポートスイートへのアクセスに加えて、APIから要素、メトリクス、セグメントを取得できるアクセスが必要です。
A:これは、Adobe側で発生しているエラーです。残念ながら、Domo側から直接的に関与することはできませんが、Adobeと連携して、こういったタイプのエラーの解消に努めています。しかし、こういったエラーの発生を軽減するステップがあります。例えば、コネクターの数、コネクターがデータを取得する頻度を減らしたり、リクエストのサイズを小さくしたりすることができます。また、リクエストが異なる時間に実行されるようスケジュールを組むことも有効です。別の解決策として、コネクターの「再試行」設定を使うという方法もあります。
A:AdobeのData Warehouseレポートを実行します。これはDomoコネクターを使用しない代わりに、スケジュールされたメールを利用して、Domoにデータをインポートします。これらのレポートでは、SFTPが使えます。Adobe Analyticsのフロントエンドとは結果が若干異なる可能性があることに注意してください。
「中級 - カスタム」レポートの場合、選択した要素の数と、[Additional Element Information]テキストボックスのパラメーターが、レポートのパフォーマンスに大きな影響を与えます。最小限必要な要素を選択するようにします。Adobe Analyticsのキューに多数のレポートがあるために、レポートを完了できない可能性もあります。キューレポートを使って、現在Adobeで処理中のレポートを確認できます。DataSetがたくさんある場合には、実行時間をずらすようにして、DataSetがAdobeのキューに一斉に登録されないようにします。
A:Adobe AnalyticsのAPIエクスプローラーを使って、レポートを実行し、その結果を確認できます。これはhttps://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/から入手できます。
A:AdobeのAPIでは、最大4つの要素まで、要素当たり50,000行まで取得できます。
A:DomoがAdobeデータ取得に使用しているプロセスは以下のとおりです。
  1. レポートをキューに登録する:DomoがAdobeに対象とするレポートのパラメーターを送信します。https://github.com/AdobeDocs/analytics-1.4-apis/blob/master/docs/reporting-api/methods/r_Queue.md
  2. レポートIDを取得する:DomoがレポートIDを受け取ります。
  3. レポート完了まで待機する:DomoはAdobeのキューを確認し、レポートが完了するまで待機します。https://github.com/AdobeDocs/analytics-1.4-apis/blob/master/docs/reporting-api/methods/r_GetQueue.md
  4. レポートを取得する:レポートがキューに表示されなくなると、Domoはステップ2で受け取ったレポートIDを使って、レポートのデータを要求します。https://github.com/AdobeDocs/analytics-1.4-apis/blob/master/docs/reporting-api/methods/r_Get.md

ヘルプリンク

以下のリンクから、役に立つ情報が掲載されたAdobeのウェブサイトページにアクセスできます。 APIの概要:https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/ Adobe Analytics APIエクスプローラー:https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/ インラインセグメンテーション:https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/ 高レベルのスキーマの概要:https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/ パスレポートとフォールアウトレポート:https://adobedocs.github.io/analytics-1.4-apis/ Data Warehouseレポート:https://blog.adobe.com/en/publish/2008/10/19/omniture-datawarehouse-inside-omniture-sitecatalyst