はじめに
この記事では、Content Governance Hubをインストールし、アーカイブの候補となるカードやダッシュボードを特定し、アーカイブおよび復元ワークフローを実行し、アーカイブ条件をカスタマイズする方法について説明します。アーカイブプロセスについて理解する
Content Governance Hub(CGH)は、使用されていないコンテンツを特定してアーカイブする、パッケージアプリとワークフローのセットです。アプリは、経過時間、使用状況、関連性などの条件に基づいてどのオブジェクトがアーカイブの候補であるかを明らかにし、ワークフローがアーカイブ自体を自動化します。 プロセスは、準備(Preparation)と実行(Execution)の2つのフェーズに分かれています。
- 準備 — DomoStats、Domo GovernanceデータセットおよびExceptions(例外)データセットがクリーンアップデータフローに供給され、それがCGHアプリで可視化されます。アプリでは、クリーンアップ作業を開始する前に、どのコンテンツに対応が必要かを特定できます。
- 実行 — アーカイブワークフローが、クリーンアップデータフローで設定された条件に基づいて、ダッシュボードとカードをアーカイブします。
Content Governance Hubをインストールする
Content Governance Hubをデプロイするには、Domoアカウントチームにお問い合わせください。アーカイブするコンテンツを特定する
アーカイブデータフローが初めて実行されると、CGHアプリにデータが取り込まれます。 [Content Summary] タブには、「クリーンアップデータフローについて理解する」で説明されている条件に基づいて、アーカイブの対象となるコンテンツが表示されます。
注記: アプリはデータセット、データフロー、コネクターデータセットをアーカイブ候補として表示しますが、現在これらのオブジェクトタイプのアーカイブはサポートされていません。ワークフローがアーカイブするのはカードとダッシュボードのみです。
ワークフローを起動して操作する
アーカイブおよび復元ワークフローは、 [Launch Workflows] タブから起動します。デプロイ後、CGHアプリ内からワークフローを起動する必要があります。
クリーンアップデータフローについて理解する
クリーンアップデータフローは、ワークフローがDomo内のどのコンテンツをアーカイブするかを特定します。複数のDomoStatsソースを組み合わせて、コンテンツが使用されていないためアーカイブすべきかどうかを判断します。 Content Governance Hubは、アプリとともに4つのデータフローで構成されています。- Master | CGH
- Customization | CGH
- Restoration | CGH
- Dataset Tagging | CGH

アーカイブ条件を確認する
各コンテンツタイプのアーカイブ条件は異なりますが、一般的には最終使用日がコンテンツがアクティブかどうかを判断する主な要素となります。次の表に既定の条件を示します。コンテンツがアーカイブされるには、特に明記されていない限り、すべての条件を満たす必要があります。注記: これらは既定の条件ですが、データフローをカスタマイズして条件を変更できます。データフローには、使用可能な追加属性がすでに多数含まれています。「アーカイブ条件をカスタマイズする」を参照してください。
使用可能な追加属性を確認する
データフローは、コンテンツがアーカイブされるべきかどうかの判断には使用しない追加のメタデータを各コンテンツタイプに読み込みます。データフローを変更して、これらの属性をアーカイブ条件に含めることができます。これらの属性には、追加であることを示すために[E] というプレフィックスが付いています。
アーカイブデータセットのディクショナリを確認する
以下のフィールドは、アーカイブデータセットで使用できます。データセットの粒度は重複のないオブジェクトレベルであるため、一部のフィールドは集計されているか、オブジェクトが最後に使用された時刻を参照します。これは、複数のダッシュボードに存在するカードや、複数の子を持つデータセットの場合に特に関連します。
次の追加属性フィールドも使用できます。
リンクについて理解する
アーカイブデータセットでは、リンクの概念が何度か登場します。次の図は、リンクの意味を示しています。
- データセット1には2つの子カードがあります。
- データセット2には1つの子カードがあります。
- データセット3には子カードと子データセットがあります。
アーカイブ条件をカスタマイズする
アーカイブ条件は Customization データフローで設定します。ロジックは各コンテンツタイプの数式タイル内で定義されており、必要に応じて条件を調整できます。

入力Webフォームにパラメータを入力する
アーカイブプロセスにパラメータを入力するために、4つのWebフォームを使用できます。- Archiving Parameters | Archiving — コンテンツが未使用と見なされるまでの期間を調整します。既定は90日です。
- Override | Archiving — データフローの条件を満たしていなくてもアーカイブしたいコンテンツを指定します。
- Exclusions | Archiving — 決してアーカイブしないオブジェクトを指定します。
- Restoration Input | Archiving — 復元ワークフローが復元するオブジェクトを指定します。
注記: データフローのスキルに自信がある場合は、アーカイブのニーズに合わせて任意のCGHデータフローを調整できます。CGHに今後拡張が加えられると、それらはSandboxを使用してプッシュされるため、加えた変更が上書きされる可能性があります。事前にDomoから通知され、拒否することもできます。
例外を考慮する
データフローはオブジェクトが使用されているほとんどのケースを判断できますが、注意すべき例外がいくつかあります。コンテンツがアーカイブされる仕組みを理解する
データフローとは異なり、ワークフローはシンプルで直接的です。サポートされている各コンテンツタイプに1つずつ、2つのアーカイブワークフローがあります。カードをアーカイブする
カードのアーカイブは次のプロセスに従います。- アーカイブグループがカードにオーナーとして追加されます。このグループはプロセスの事前設定済みパラメータです。
- カードがすべてのダッシュボードから削除されます。
- カードがアーカイブダッシュボードに追加されます。このダッシュボードは事前設定済みパラメータです。
- アーカイブグループ以外のすべてのオーナーが削除されます。
- カードのタイトルが変更され、
[Archiving]が含まれます。 - その他のすべてのユーザーが削除されます。
ダッシュボードをアーカイブする
ダッシュボードのアーカイブは次のプロセスに従います。- アーカイブグループがダッシュボードにオーナーとして追加されます。このグループは事前設定済みパラメータです。
- ダッシュボードがアーカイブダッシュボードのサブダッシュボードに移動されます。このダッシュボードは事前設定済みパラメータです。
- ダッシュボードのタイトルが変更され、
[Archiving]が含まれます。 - アーカイブグループ以外のすべてのオーナーが削除されます。
- その他のすべてのユーザーが削除されます。